
Chrollo Balloonのサステナビリティ
プレミアム素材、誠実な姿勢、明確な責任。
イベント装飾は、本来サステナブルなものではありません。それでも、もっと良くすることはできます。
私たちは、イベント装飾が完全にサステナブルになり得るとは考えていません。花や花火、舞台美術と同じように、素材を生産し、運び、組み立て、最後には処分する分野だからです。その逆を主張するなら、それはグリーンウォッシングです。
それでも、イベント装飾をはるかに責任あるものにすることはできます。より良い素材、透明な調達先、誠実な説明、適切な廃棄によって。それこそが、Chrollo Balloonの目指す姿です。
ラテックスバルーンには、Sempertexのプレミアムラテックスバルーンのみを使用しています。植物由来の再生可能な原料である天然ゴムラテックス製です。メーカーによれば、充填剤、増量剤、可塑剤は含まれていません。SempertexはISO 9001、ISO 14001、ISO 45001の認証を取得しています。
このページでは、バルーン装飾におけるサステナビリティが具体的に何を意味するのか、その限界はどこにあるのか、そして私たちがその限界とどう向き合っているのかをご説明します。
私たちのプレミアムラテックスが
一般品と違う理由
ラテックスバルーンには、さまざまな品質のものがあります。充填剤を含み組成が不明瞭な安価な大量生産品から、認証を受けたメーカーのプレミアムラテックスまで、市場の幅は広く、その差は見た目だけでなく素材の品質にも表れます。
Sempertexラテックスの特長:
Sempertexのバルーンは、パラゴムノキ(Hevea brasiliensis)の樹液から得られる天然ゴムで作られています。ほかのラテックスバルーンと同様、着色顔料と加硫に必要な添加剤も含まれています。
決定的な違いは、メーカーによれば、Sempertexが充填剤、増量剤、可塑剤、そして加硫促進剤TMTDを使用していないことです。
ラテックスバルーンが分解される速さは、気温、湿度、環境に大きく左右され、よく言われるよりもずっと時間がかかります。だからこそ私たちは分解期間を宣伝に使わず、イベント後にバルーンを一般ごみとして適切に処分することを徹底しています。
出典:Sempertexのメーカー情報(sempertex.com)
裏付けのある数字
3
ISO認証
メーカーSempertexが取得
使用するのはSempertexの天然ゴムラテックス製バルーンのみ。メーカーによれば、充填剤や可塑剤は使われていません。中途半端なことはしません。
0
私たちのイベントでのバルーンリリース
イベント後、すべてのバルーンを適切に廃棄しています。バルーンリリースには協力していません。
よく
ご相談の場で、バルーンはプラスチックだと思っていた、というお客様の声を聞きます。
冗談ではありません。だからこそ、私たちはきれいごとで済ませず、事実をきちんとお伝えしています。
1
カタログ。
全カラー、全サイズ。
コレクションのラテックスバルーンはすべてSempertex製で、天然ゴムラテックスから作られています。見えないところでの妥協はありません。
各認証が具体的に意味すること
Sempertexは、3つの国際規格の認証を取得しています。
それぞれが何を意味するのか、ご説明します。
ISO 9001(品質マネジメント)
品質マネジメントシステムの国際規格です。製品やサービスが、常に安定した高い品質で生産されることを保証します。
お客様にとっての意味:どのロットのバルーンも、同じ品質基準を満たしています。ばらつきも、想定外もありません。特に大規模な案件や複数拠点での演出では、これが統一された見た目の土台になります。
ISO 14001(環境マネジメント)
環境マネジメントシステムの国際規格です。企業に対し、環境への影響を体系的に把握し、継続的に改善することを求めます。
Sempertexはその取り組みとして、認証済みの再生可能エネルギー由来の電力の使用、製造工程で使う水の再処理、そして製造時の端材の再利用などを挙げています。端材の再利用の例としては、バルーンの端材から作るドッグトイブランドDURがあります。
ISO 45001(労働安全)
労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格です。製造現場の従業員が安全な環境で働き、健康上のリスクから守られることを保証します。
お客様にとっては、間接的な信頼の証になります。従業員を守る企業は、ほかの大切なものも丁寧に守っていることが多いからです。
メーカーのFSC認証サプライチェーン
Forest Stewardship Council(森林管理協議会)は、責任ある森林管理のための国際的な認証制度です。
Sempertexは自社の発表によると、天然ラテックスのサプライチェーンについてFSCのChain of Custody(CoC)認証を取得しており、FSC認証を受けたサプライヤーの割合をさらに高める取り組みを進めています。この認証は原料サプライチェーンの一部を対象としたもので、個々のバルーンに対するものではありません。
追加のTÜV検査
SempertexはISO認証に加え、素材の品質と安全性について、玩具安全規格EN 71などにもとづくTÜV Rheinlandの検査を受けています。
これは、すべてのメーカーが受けているわけではない外部機関による追加チェックです。お客様にとっては、素材のばらつきや安全上のリスクに対す る二重の安心材料になります。





うたい文句ではなく、具体的な実践を
サステナビリティは、使う素材だけの話ではありません。
仕事の進め方すべてに表れるものです。
日々の仕事の中で、それは具体的に何を意味するのでしょうか。
妥協のない素材選び
使用するのは、Sempertexのプレミアムラテックスバルーンだけです。
ご予算を抑えたいご依頼でも、卸売りの安価なバルーンは使いません。
プレミアム素材で実現できないプロジェクトであれば、品質を落として引き受けるよりも
お断りすることを選びます。
コンセプト設計による素材の節約
できるだけ少ない素材で、最大の視覚効果が得られるよう演出を設計します。
たとえば、倍の量のバルーンを使った詰め込みすぎの演出より、緻密に構成された一枚のフォトウォールを。プレミアムな印象を生むのは量ではなく、構成です。
ヘリウムは必要な分だけ
ヘリウムは限りある資源です。浮遊効果が本当に演出に生きる場面に絞って使い、標準仕様にはしていません。
屋内の演出では、エアで膨らませたコラムやオーガニックなガーランドのほうが、ヘリウムを使った演出よりも見栄えがよく、 長持ちすることも少なくありません。
防火規定に沿った安全な固定
設営では、安定性、確実な固定、現地の要件を常に意識しています。
避難経路、防火に関する規定、配慮が必要なエリアも考慮します。クリーンな素材を使い、跡を残さず丁寧に装飾を設置することを心がけています。
責任ある廃棄
イベント終了後は、撤去と適切な廃棄まで私たちが責任を持って行います。
ラテックスバルーンは一般ごみとして処分します。ドイツでは一般ごみは焼却されてエネルギーとして利用されるため、管理されないまま環境に流れ出ることはありません。固定用の資材やホルダーは倉庫に戻し、再利用 します。
屋外でのバルーンリリースは行いません
自然の中で大量のバルーンを放つことは、おすすめもせず、協力もしていません。
ラテックスが天然素材であっても、放たれたバルーンは野生動物を危険にさらすおそれがあり、サステナブルなイベント装飾の考え方に反します。ご希望に応じて、ライティング演出や管理されたシンボリックな演出などの代替案をご提案します。
正直にお伝えします。私たちが約束できないこと
ここで、私たちのイベント装飾は完全にサステナブルだと言うこともできるでしょう。
でも、それは誠実ではありません。
バルーン装飾には、ほかの選択肢と比べて客観的にサステナビリティで劣る部分があります。私たちはそうした点こそ、包み隠さずお伝えしています。
フィルムバルーン(Mylar)
フィルムバルーンは、アルミニウムとポリエステルの複合素材でできています。ラテックスと違い、Mylarは生分解されず、環境中に数十年残ります。
フィルムバルーンを使うのは、ロゴ、数字、プレミアムな演出のためのミラーバルーンなど、その効果が欠かせない場面に限っています。全面的には使いません。
サステナビリティが特に重視されるプロジェクトでは、フィルムバルーンを一切使わず、天然ゴム製のラテックスバルーンだけで制作します。
ヘリウムの使用
ヘリウムは、天然ガスの採掘過程で得られる工業用ガスです。限りある資源であり、人工的に作り出すことはできません。
そのため、ヘリウムで浮かせる演出はクライメートニュートラルではありません。ヘリウムは演出に本当に欠かせない場面に絞って使い、それ以外はエアで膨らませた構造で対応しています。
輸送と配送による排出
イベント装飾には、倉庫と会場、複数の拠点の間の移動や、撤去のための輸送が欠かせません。
こうした排出を完全になくすことはできません。効率的なルート計画、配送の集約、地域のサプライヤーの活用によって削減しています。
それでも、ゼロにはなりません。ドイツ全土でのプロジェクトでは自社車両で資材を運んでいます。効率的ではありますが、CO₂は発生します。
私たちがこの誠実さを大切にするのは、こう考えているからです。
自らの限界を知る者だけが、責任ある向き合い方をできる。
よくある誤解
サステナブルなバルーンについては、インターネット上に多くの誤解が広まっています。
ここでは、特によくある3つの誤解を解いていきます。
誤解1:生分解性なら、バルーンは数日で消える
誤りです。生分解には時間と適切な条件が必要です。
加硫されたラテックスは、多くの人が思うよりもずっとゆっくり分解されます。
バルーンを自然の中に放してもかまわないと考えるのは間違いです。
これは天然ゴムラテックスでも同じです。
誤解2:ラテックスバルーンはどれも同じ
誤りです。安価なブランドは、コストを抑えるために充填剤や増量剤を使うことがよくあります。
Sempertexは自社の発表によると、充填剤、増量剤、可塑剤を使用していません。
それが品質と素材の純度の差になります。
極端に安いラテックスバルーンを買うと、素材の組成が不明瞭な製品を手にすることが少なくありません。
誤解3:ラテックスバルーンは生ごみとして捨てる
いいえ。
ドイツでは、ラテックスバルーンは生ごみ用のバイオ容器ではなく、一般ごみとして捨てます。
一般ごみは焼却されてエネルギーとして利用されるため、管理されないまま環境に流れ出ることはありません。紙吹雪の残りも、イベント終了後にしっかり回収し、環境に残らないようにしています。
私たちが
お約束できること
私たちはグリーンウォッシングをしません。お約束するのは、誠実な素材選び、透明なコミュニケーション、そして責任ある実践です。
具体的には、ラテックスバルーンには、ISO 9001、ISO 14001、ISO 45001の認証を受けたメーカーSempertexのプレミアムラテックスのみを使用します。ご希望があればフィルムバルーンは使わず、天然ゴムのラテックスバルーンだけで制作します。ヘリウムはむやみに使わず、必要な場面に絞ります。イベント終了後はすべての資材を適切に処分し、バルーンを自然に放つ企画には協力しません。
特にサステナブルなコンセプトが必要な場合は、遠慮なくお申し付けください。資材の使用量を抑え、フィルムバルーンを使わず、再利用できるフレームや固定具を用いた演出をご提案します。プレミアムな仕上がりは、大量消費と引き換えである必要はありません。

バルーン装飾のサステナビリティに関するよくあるご質問
1
バルーン装飾は本当にサステナブルですか?
イベント装飾は、花や花火、舞台美術と同じく、そもそも完全にサステナブルな分野ではありません。
それでも、バルーン装飾をはるかに責任あるものにすることはできます。充填剤入りの大量生産品ではなく天然ゴムのプレミアムラテックスを。出どころの不明な製品ではなくISO認証メーカーの製品を。自然に放つのではなく適切な廃棄を。それが私たちの目指す姿です。
4
ISO認証は具体的に何を意味しますか?
ISO 9001は品質マネジメントシステムの国際規格で、明確に管理された一貫性のある製造工程を保証します。
ISO 14001は環境マネジメントシステムの規格で、環境への影響を体系的に把握し、継続的に改善することを求めます。
ISO 45001は労働安全の規格で、製造現場の従業員を守るためのものです。
これらの認証は全体として、Sempertexが国際的に認められたマネジメント基準にもとづいて事業を行っていることを示しています。いずれも企業に対する認証であり、製品ラベルではありません。
7
バルーンリリースについてどうお考えですか?
自然の中で大量のバルーンを放つことは、おすすめもせず、協力もしていません。
天然ゴム製のラテックスであっても、野生動物に危険を及ぼしたり、電線に絡まったり、ごみとして川や海に流れ着いたりするおそれがあります。
ドイツでは、大規模なバルーンリリースには許可が必要な場合があり、禁止している自治体もあります。
ご希望に応じて、ライティング演出、屋内での管理された紙吹雪ドロップ、しっかり固定した数個のバルーンによるシンボリックな演出などの代替案をご提案します。
2
Sempertexとは 何ですか?なぜSempertexだけを使うのですか?
Sempertexは、天然ゴムラテックス製プレミアムラテックスバルーンの国際的なメーカーです。
メーカーによれば、Sempertexのバルーンには充填剤、増量剤、可塑剤が含まれていません。その違いは、見た目、色の深み、持ちの良さに表れます。
SempertexはISO 9001、ISO 14001、ISO 45001の認証を取得しています。品質、カラーバリエーション、透明性のある製造。この組み合わせに納得しているからこそ、私たちはSempertexだけを使っています。
5
フィルムバルーンはサステナブルですか?
いいえ。
フィルムバルーンは、Mylarとも呼ばれるアルミニウムとポリエステルの複合素材でできており、生分解されません。環境中に数十年残ります。
フィルムバルーンは、特別な効果、ロゴ、大きな数字、ミラーバルーンなど、目的を絞って使用しています。全面的に使うことはありません。
サステナビリティへの要求が高いプロジェクトでは一切使わず、ラテックスのみで制作します。
8
バルーンのラテックスは、FSC認証を受けたサプライチェーンから調達されていますか?
一部はそうです。
Sempertexは自社の発表によると、天然ラテックスのサプライチェーンについてFSCのChain of Custody(CoC)認証を取得しており、FSC認証サプライヤーの割合をさらに拡大しています。この認証は原料サプライチェーンの一部を対象としたもので、完成したバルーンに対するものではありません。
Forest Stewardship Council(森林管理協議会)は、責任ある森林管理のための国際的に認められた認証制度です。
3
ラテックスバルーンは本当に生分解されますか?
限定的には分解されますが、よく言われるよりもずっとゆっくりです。
天然ゴムは自然由来の原料ですが、加硫によって、ラテックスバルーンは一般に思われているよりもはるかにゆっくり分解されます。どのくらいかかるかは、気温、湿度、環境に大きく左右されます。
重要:だからといって、バルーンを自然の中に放してよいわけではありません。ラテックスバルーンは一般ごみとして処分してください。
6
イベント後、バルーンはどうなりますか?
撤去と適切な廃棄まで、私たちが責任を持って行います。
ラテックスバルーンは一般ごみとして処分します。ドイツでは一般ごみは焼却されてエネルギーとして利用されるため、管理されないまま環境に流れ出ることはありません。
固定用の資材、ホルダー、フレームは倉庫に戻し、再利用します。
フィルムバルーンは生分解されないため、分別したうえで一般ごみとして適切に処分します。
9
イベント後に資材を持ち帰ることはできますか?
はい、もちろんです。
結婚式やプライベートパーティーでは、ゲストの方が記念にバルーンをいくつか持ち帰っていただけます。
大切なのはひとつだけ。持ち帰ったバルーンはご自宅で割るか家庭ごみとして処分し、屋外で放さないでください。
ロゴやオリジナル印刷入りのフィルムバルーンは、エアで膨らませた状態で数週間形を保つことも多く、記念品やインテリアとしても楽しめます。
